忙しい人のためのコンプレッサー(°Д°)!!
コンプレッサーというエフェクトは奥が深くてわかりづらい!
いじるつまみも多くて余計にわからない!
スレッショルド?レシオ?
はぁん(°Д°)?!キイタコトネェ
この記事はそんな謎多きコンプレッサーを何となくでも理解し、ミックスに役立てられるよう使い方を説明していきます。
※エフェクトの使い方はあくまで管理人じょびぃのやり方です。これが正解ではないのでうまく当てはまらない事もあります。その場合は他の方の方法も調べてみる事を強くおススメします(°ω°)
※説明超雑です!DTMブログ一雑な自信があるので見流して下さい!
コンプレッサーとは(簡易説明)
音を圧縮するエフェクト。設定した値で波形の大きな音量を下げ(圧縮し)、小さな音との音量さを縮める事で音量を上げられる余白を作る事が出来る。
その後は出来た余白の範囲内でコンプレッサー内のアウトプットゲイン・リミッター・マキシマイザー等を使ったりする事が多い。
各設定の説明(超簡易版)
レシオ
圧縮率。大体4:1(4分の1の音量にする)にしておけば間違いない。←
※トラックによって変える場合もあるけどじょびぃは大体4:1
アタックタイム
レシオで決めた圧縮率に到達するまでの時間の事。扱う音と用途によって変わる。
例えば、スネアの音みたいな音の初動(スパーン!と最初に耳に届く部分)ってすごく音抜けのある目立つ音だから、音が混ざった時にある程度そのスパーン!を残したいのにアタックタイムが速すぎると、
スパーン!
が
スパーン!
になる的な。
バンドサウンドでのキックやスネアなど音の立ち上がりを残したいものはアタックタイムは遅め(30~40msくらいの間で)、ギターなどしっかりコンプを掛けて音をまとめてあげたいものはアタックやや早め(10~30ms)くらいにしています。
リリースタイム
スレッショルドより音量が下がった後、〇秒まで圧縮します的なつまみ。こいつも扱う音によって変わります。
例えばスネアが連続して鳴っているトラックで想像すると分かり易いと思うのですが、リリースタイムの設定が長すぎると、1発目のスネアのリリースタイムゾーンが2発目のスネアにかかり、不自然な音になります。
理想は1発目のスネアの音が終わるタイミングで解除されるよう設定する事です。
伸びのあるシンセサウンドとかで逆にリリースタイムを早く設定してしまうと、すぐにコンプが解除されて音量が戻ってしまうのでそれも不自然な音になります。その場合は長めに設定した方がいいです。
感覚的な数値目安
短い(30~40ms)
長い(700msとか)
幅があるのと掛ける音によって設定は変わるので迷ったら波形を拡大してどれくらいの秒数で音が終わってるか確かめた方がよきです。
スレッショルド
圧縮をかけるラインの事。このラインより大きい音はバッキバキに圧縮するで!です。
そして。
じょびぃ的に一番重要だと思うものはこちらです(°Д°)!!
ゲインリダクション
これは圧縮された分の値の事で、こいつが大きくなればなるほどコンプが掛かってる(音が小さくなる)状態となります。
この値は特に意図的なものがなければ-3~6dbで抑えた方がよきです。それ以上になるとのっぺりした音になりがちです。気を付けよう。
ちなみにこのゲインリダクション(GR)の値を決めるのがスレッショルドです。スレッショルド値が低くなればなるほど圧縮認定されるゾーンが多くなるので、設定をしていく時にはレシオ→アタック→リリース→スレッショルドといじっていき、アタック・リリースの細かな調整はその後に行うのがいいと思われます('ω')
おまとめ(忙しい人用)
・レシオは4:1~8:1(じょびぃは大体4:1)
・アタックはスネアやキックは遅め(40ms)、ギターは早め(10~30ms)
・リリースタイムは波形を見て音の塊が終わってるところまで
・ゲインリダクションはー6db以上にするな
ちなみにコンプの中にはリリースタイムを自動で設定してくれるものもあります。それがこちら!
こちらはWAVESのプラグインバンドルに必ずといっていいほど入っていますし、これ使っていない人いるの?っていうくらいマストアイテムなコンプです。
これからミックスを始める人にとっても即戦力&勉強教材となること間違いないので、持っていて損はありませんよ!
あ、単体での購入もできますが高くつくので皆さんバンドルで購入してね(°ω°)
WAVES Gold Bundle ゴールド 簡易パッケージ
それではよきDTMライフを(´∀`)♪